牧場体験

ホテルのようなゲストハウスで朝起きると、窓からのっそりとエミューが覗き込んで、目が合いました。一瞬ギョッとして、唾を飲みました。
それで、牧場にいることを思い出しました。

クィーンズランド州のロックハンプトン郊外を訪ねた時のことです。

前の日、なだらかな起伏を繰り返す平坦な牧場風景をずっとみながら、何時間もかかって牧場に到着しました。
その牧場オーナーが、「牧場を見せてあげるよ」と、4WDで一番高い丘の上に連れて行ってくれました。
彼は周囲をぐるっと360度指差して、「ここから見える限りの土地、ぜーんぶ私の牧場ですよ」「見渡す限り?」「そう、牧場の中で天気が違うんだよねー。」遮るものがない丘の上から見たので、信じられない広さ。

夜はパブに改装された小屋で、ビールを飲みながら、鞭の使い方など牧場アクティビティを楽しませてくれました。
観光牧場ではなく、泊まれる部屋数は少ないのですが、ゲストを楽しませる工夫がたくさん用意してありました。このような牧場はたくさんあるようです。機会があったら是非訪問してみてくださいね。

その牧場のパブ小屋に気になるものがありました。
写真の虫です。
牧場の人に尋ねると、「ブーツを脱ぐ道具」とのこと。Beetle Boot Jackというらしいです。
「牧場の人はみんな使っているよ。」
後ろを踏んで、ツノ部分にブーツの踵を引っ掛けて脱く、とても便利なものです。

すっかり気に入り、ロックハンプトンの道具屋さんで手に入れました。

長期間滞在される方に牧場訪問をオススメします。オーストラリア大陸の広さを体験してください!

サマータイム

こんにちは。

オーストラリアではデイライトセービングと呼ばれる夏時間(サマータイム)があります。

サマータイムというと、ドラマがうまれそうですね。

オーストラリアではサマータイムを導入している州と、していない州があります。

サマータイムを導入している州:ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都直轄地域、タスマニア州、南オーストラリア州

サマータイムを導入していない州: クィーンズランド州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー

毎年10月から3月までの6か月間行われます。
2017年の変更日は次の通りです。

夏時間終了日: 4月1日(日曜日)午前3時が午前2時になります。
何か得した気分になります。

夏時間開始日: 10月1日(日曜日)午前2時が午前3時になります。
何か損した気分になります。

サマータイムを行っている州では夏時間と冬時間と呼ぶこともありますが、行っていない州ではスタンダードタイム(標準時間=冬時間)です。

オーストラリアの北寄りの地域はサマータイムがなくて、南寄りの地域は必要と感じているようですね。
たった1時間の変更ですが、かなり違いを体感します。夏は夜遅くまで明るいので、時間を忘れて外で過ごしたくなります。

オーストラリアが初めての方に注意してほしいのは、夏時間と冬時間が変更になる日曜日の約束です。何度も経験しましたが、皆さん時間の調整を忘れます。
最悪の場合、月曜日になっても気づかず、学校や仕事に遅れることがあります。要注意です。

また、オーストラリアの場合、州によって標準時間が違います。つまり州をまたぐと時計を調整しなければなりません。特に東西の移動に注意です。

ところで、州境の街では新年のカウントダウンで、2度祝えるそうな。

 

 

温水洗浄便座とバスルーム

こんにちは。

日本ではほぼ当たり前になった温水洗浄便座ですが、海外ではそうではありません。留学やワーキングホリデーをご計画の方はご理解いただきたいと思います。

10年以上前になりますが、日本に帰るたびにうらやましいと思っていた温水洗浄便座をオーストラリアに持って帰れないものかと思っていました。しかし、日本とオーストラリアでは電圧が違いますので、買って帰れませんでした。
ところが、その頃に日本人コミュニティーではそのようなニーズにすぐに応えたサービスが始まりました。ちょっと高いけれど日本人向けに温水洗浄便座を取り付けてくれるところがありました。
素晴らしいと思っていたので、一気に普及すると思っていたのですが、意外とオーストラリアで温水洗浄便座は普及しませんでした。

なぜでしょう?

オージー(オーストラリア人)に聞いてみると、
「なんで必要なの?」
使ってみないとわからないのでは、と思いましたが。

「トイレとシャワールームは一緒だから、洗いたいならシャワーを浴びればいいじゃない。だいたい、朝トイレに行ってからシャワー浴びるし。」

なるほど、基本的に必要を感じないわけです。

さて、そのバスルームですが、ホームステイをされる時に注意したいのは、長いシャワー時間です。
バスルームはトイレとシャワー、バスタブが一緒になっています。誰かが長い時間シャワーを浴びていると、他の人はトイレが使えません。そのため、なるべく早くシャワーを済ませます。通常は5分から10分程度です。
また、通常バスタブは使わず、シャワーを使います。
ほかにも、オーストラリアの水不足問題(水道料金が高い)とお湯のシステムの理由があります。
多くの家庭では、キッチン、お風呂、洗面所などの蛇口はお湯が出るようになっています。各家に大きな給湯タンクがあり、そこで水をお湯に温めて貯めています。タンクの大きさは200から300リットルくらいで、そのお湯がなくなると水がでてきます。またお湯の温度は60度から70度くらいに設定されています。
蛇口ハンドルにはお湯(赤)とお水(青)があり、温度を調整して使いますので、お湯だけ出すとやけどしますので注意しましょう。

オーストラリアに行って、朝、出かける前にシャワーを浴びることを覚え、爽快な一日が過ごせることを教わりました。

で、浴びた後のバスタオルの心地よさに感激しました。

オーストラリアで好きになったものがこのバスタオルの厚さです。たぶん、日本でもあるのだと思いますが、とにかく売っているバスタオルがホテルのように厚いのです。このふわふわ感がなんとも気持ちがよいものでした。
バスルームの構造が違うように、使うものも違ってくるのかもしれません。

ところで、オーストラリアには売っているタオルの種類が多いように思いました。ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル、ビーチタオル。特にビーチタオルの大きさは嬉しいほどで、体全体が隠れてしまうサイズです。さすが、ビーチが大好きなオーストラリアです。
カラフルなビーチタオルは必須。「海の家」はないので。

ユニスタディの留学

シェア・アコモデーション2

こんにちは。

シェア・アコモデーションの続きです。
2つめのシェアは住みたい街の掲示板で見つけました。ここに住みたい、ということもありましたが、通勤に便利な場所だったからです。

ところが、このシェアには条件がありました。面接に合格した人が住めるというのです。この面接とは、そのアパート全体の代表者の面接で許可を得るということでした。

オーストラリアのマンション(ユニットとかフラットと呼ばれています)は、区分所有ですが、それには異なった所有形式があるそうです。通常はストラタタイトル(通常の区分所有)ですが、古い建物では稀にカンパニータイトルという所有形式があります。これは詳しくわかりませんが、アパート全体を会社形式にしているらしいのです。(詳しくはオーストラリアの法律家や不動産の専門家にお任せします。)

さて、そのシェアのアパートはカンパニータイトルで、借り主(オーナー=募集した人)の許可だけではなく、アパート全体の責任者の許可も必要なのだそうです。

とても古いアパートでしたが、シドニー湾に面して、静かで、シティにも近く、とても気に入りました。

入居したいなら面接を受けるように言われ、仕事帰りに出かけました。これはつまり、会社の役員面接のようなものでしょう。

訪問した方はそのアパートの一階に住んでいる上品なおばあさんでした。紅茶をだしてもらいました。

「さあ、どうぞ。」

「どちらで、働いていらっしゃいますの?」

おばあさんは、やさしく、でもその目はとても厳しく私を見つめました。

結構ハードルが高そう。
おばあさんのイギリス風の英語を聞きながらお話をして、
「後日、連絡しますね。」と、面接は終わりました。

 

幸運にも、面接は合格。

シェアメイトはシドニーで有数の進学で有名な公立高校の教師でした。

彼はインドネシアが大好きで、学校の夏休みになる度に1ヶ月余りインドネシアに出かけました。
ですから、彼の口癖はバグース(インドネシア語で、英語ではgood)。
彼の彼女が時々訪問してきました。
その時はろうそくに火をつけ、バルコニーで夕刻の海を眺めながら、ふたりでワインを楽しんでいました。

彼は、とてもきれい好き、きちんとしていて、夜はジャズやミュージカル『オペラ座の怪人』を好んで聞いていました。
静けさと自然を大切にして、夜になると、なるべく電気を暗くしていました。
私は彼の生活にあわせるように過ごしました。

彼とのシェアは、とても落ち着くものでした。
シェアにもいろいろあります。

いい留学をしてください。

 

将来を創るユニスタディの留学